ラズベリーパイ低温調理器でヨーグルトを作る!
低温調理器は肉だけのものではありません、一定温度を保つ調理は何でも得意なのです。
今回はラズパイ低温調理器を使う実践編、第二弾!!
ヨーグルトを作ってみます。
・材料の紹介
今回は、ヨーグルトの菌種として「明治プロビオヨーグルトR-1」を使ってみます。
R-1は「強さひきだす乳酸菌」というキャッチコピーで大人気のヨーグルトですね。
R-1ヨーグルトは、インフルエンザ予防・風邪・花粉症・美容健康にも効果があると言われ、
ヨーグルトの中でも大人気商品で、コンビニやスーパーでも品薄や売り切れがしばしば発生したほどです。
その中で今回は「明治プロビオヨーグルトR-1ドリンクタイプ 低糖・低カロリー 112ml」
を使ってみました。
牛乳は相性が良さそうな同じく明治の「おいしい牛乳」です。
・材料(菌種と牛乳)の下準備
まずは、冷蔵庫から出したばかりの牛乳を電子レンジで少し温めます。
1000Wの電子レンジで2分20秒温めました。
この作業をすることで発酵がスムーズに進みます。
今回は900mlのパックを使いましたが、1000mlの牛乳なら
電子レンジ1000W2分30秒、500W、1000mlなら5分で良さそうです。
これ以上加熱すると牛乳パックが破裂する可能性があるので注意して下さい。
次に牛乳とR-1ヨーグルトドリンク(半量)を合わせます。
自作のラズパイ低温調理器は容量が大きく無いので牛乳パックごと加熱できません。
なので今回もフリーザーバッグを使ってみます。
まず先に、フリーザーバッグにR-1ヨーグルトドリンクを入れておき、
続いて牛乳を入れるだけです。
先に菌種のR-1を入れておけば撹拌もしなくて済みます。
この時、とにかく雑菌が入らないように慎重に慎重に作業をしましょう。
もし他の容器や、撹拌にスプーンなどを使う場合は必ず熱湯消毒などの殺菌処理が必要です。
※低温調理は真空調理と言われていますが、R-1菌種は好気性菌なのでフリーザーバッグを真空にしてはいけません。 逆にLG21菌種は嫌気性のため酸素が苦手です、積極的に真空状態にして発酵させましょう。
・ラズパイ低温調理器に材料を投入!
では、低温調理をはじめます。
R-1ヨーグルトの場合は通常のヨーグルトより高い温度が良いようで設定温度は43℃です。
↓事前に43℃に予熱しておいた低温調理器に投入。
low_temp_cooker.pyで加熱中の画面↓
ここから様子を見ながら43℃で7~12時間発酵を進めます。
加熱開始から7時間以降、発酵の様子を見ていましたが、10時間経過で良い感じに固まっていたので低温調理器から引き揚げます。
・ヨーグルトを実食!!
温かいヨーグルトなんて美味しくないですね、なので実食は冷蔵庫で冷えるまでおあずけです。
そして一晩待つことに、果たしてその出来栄えは如何に???
ああ~普通に美味しい!!
滑らかな舌触りと程よい酸味、普通に売ってるプレーンのヨーグルトと判別出来ません!!
とても良い感じにできました。
それと、大量にR-1ヨーグルトができてお得感もありますね。
・「ヨーグルトバーク」を自家製ヨーグルトでつくる!!
ヨーグルトバークって何?
もともとは、溶かしたチョコレートにナッツ類やドライフルーツなどをトッピングし固めたものをチョコレートバークといいますが、このチョコレートをヨーグルトにおき変え、冷凍して作った低カロリーでヘルシーなアイススイーツが
「ヨーグルトバーク」です。
では作ってゆきましょう!
ヨーグルトバークはギリシャヨーグルト(または水切りヨーグルト)を使うので、
まずは自家製ヨーグルトの水切りをします。
↓はヨーグルトを水切り用の布で包んでいるところ
ざるとボールの上にヨーグルトを包んだものをいれて冷蔵庫に投入。
時々様子を見るとボールに水が溜まっているので何度か捨てます。
そこそこ水が切れたようなので取り出し、最後は布を手で軽く絞り水切りヨーグルトの完成です。
まぁ、カッテージチーズな感じです。
次にバットにクッキングペーパーを敷き、その上に水切りしたヨーグルトを6~7mm程の厚さに塗り伸ばします。
そして、ヨーグルトの上にナッツやミックスベリーなどをトッピング!
そしてこれを、また冷凍庫に入れて凍らせます。
2時間が経過。。。
凍った大きな板状のヨーグルトバークを折り割って盛り付けるとこんな感じに!
冷たくてレーズン、ナッツ類、はちみつがとても良く合って美味~い!!
続いてミックスベリーバージョン!
ラズベリーがちゃんと写っていないのが残念(笑)
ブルーベリージャム、練乳をかけて頂きました~
冷たさと甘さと酸味一体(笑)
夏に持って来いのスイーツですね。
今回も無事にというか、想定以上に美味しくヨーグルトを頂くことができました。
さて、次はラズパイ低温調理器で何を作りましょう?
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