ArduinoとL6470でステッピングモーター2台を制御
■ArduinoとL6470でステッピングモーター2台をデイジーチェーン接続で動作させてみた
前回の記事までRaspberry PiとAdafruit社のステッピングモータードライバー「 DC and Stepper Motor HAT for Raspberry Pi」を使ってみましたが、この組み合わせに限界を感じ
制御コンピューターをRaspberry PiからArduinoに変更しモータードライバーも変え、
コンセプトを大幅変更することにしました。。。
今回は制御にArduinoを用い、ステッピングモータードライバーとして最強と名高いL6470モジュールを使ってみることに。
Arduinoのプログラミングは初めてなので、無事に動作させることができるか心配です。
で、まず結果から。
早速ですが無事に動作させることのできた動画です。
↓はXYフレームに2台のL6470モジュールとステッピングモーターを使ったもの。
では早速組み立ててゆきます。
■L6470 ステッピングモータ・ドライバキット到着!
ストロベリー・リナックスさんに注文しておいたL6470 ステッピングモータ・ドライバキットが届いたので開封してゆきます。
流石、メードインジャパン!
包装も綺麗で丁寧、取り扱い説明書もしっかりついていて安心できます。
内容物はコチラ↓
半完成品のためハンダ上げしてゆきます。
無事にL6470シールドの完成です。
↓コチラで購入しました。
■Arduino、L6470デイジーチェーン接続とテストプログラム
ArduinoとL6470シールドとのデイジーチェーン接続については、
「北の国から電子工作(仮)」様を参考とさせて頂きました。
動画のテストプログラムについては動きなどを変更して動作させています。
また、XYフレームに負荷があり脱調してしまうので、
「最大速度」や「定速回転時励磁電圧」「加速時励磁電圧」などのパラメータを変更しました。
■XYフレームでステッピングモーター2個同時に制御する
↓ステッピングモーター2個が着いたXYフレームにArduinoとL6470シールドが接続。
↓写真中央下はモーター用のDC12V電源。
↓アマゾンで買ったステッピングモーターが活躍です。
↓Arduinoとデイジーチェーン接続された2個のL6470シールド
■L6470シールドの実力は?
購入した「L6470 ステッピングモータ・ドライバキット」を開封し、
ほぼ1日で冒頭の動画の状態まで動かすことができました。
L6470シールドの実力ですが、まだ1日程度の使用で使いこなすまで全く行っていませんが、
「 DC and Stepper Motor HAT for Raspberry Pi」と比較して圧倒的に
「L6470 ステッピングモータ・ドライバキット」の方が良い感じです。
まず、L6470のマイクロステップ動作は音も静かで振動も少なくモーターもほとんど発熱しません。
「 DC and Stepper Motor HAT for Raspberry Pi」は最大回転数もあまり高くできず、
同様の動作でも動作音、振動も比較的大きく、モーター温度もすぐに上がってきます。
今回は「L6470 ステッピングモータ・ドライバキット」を使ってみました。
高機能で奥が深く使いこなすのはなかなか難しそうですが、少し使ってみただけですが最強の片鱗を垣間見ることができました、流石ステッピングモーター専用コントローラーチップですね。
今後の応用にチャレンジしてゆきたいところです!
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